Wednesday, October 13, 2010

民主、沖縄知事選で自主投票へ 普天間の混迷浮き彫り

民主党は13日、11月28日投開票の沖縄県知事選について、候補者の擁立や推薦・支持をせず自主投票とする方針を固めた。最大の争点となる米軍普天間飛行場(宜野湾市)移設問題をめぐり、県外移設を求めている党県連側との調整が困難と判断した。普天間問題をめぐる民主党政権の混迷ぶりをあらためて浮き彫りにする格好だ。

岡田克也幹事長ら執行部が来週にも正式決定する考えだ。

沖縄県知事選は、同県名護市辺野古崎地区への移設の可能性を完全には否定していない仲井真弘多知事と、反対を前面に掲げる伊波洋一宜野湾市長が出馬表明し、選挙戦は事実上始まっている。

自民、公明両党は仲井真氏、社民、共産両党は伊波氏を支援する方向で、民主党の対応が焦点になっていた。

党選対幹部は13日、上京した沖縄県連関係者と知事選対応をめぐり協議。その結果、11月11日の告示日まで1カ月を切り独自候補擁立は時間的にも厳しいとの認識で一致した。また、仲井真、伊波両氏についても県連、党本部の足並みをそろえるのは難しいとの結論に達した。

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